看護師免許を取得する
看護師として仕事をするには看護師の免許を取得しないとならず、資格がないと仕事はできません。
看護師として資格を取得するには、そのまま看護師の免許を取得するか、准看護師になってから看護師免許を取得するかの2通りあります。
准看護師になるには、中学卒業後に准看護師の養成所に行くか、衛生看護課のある高校に行くか、高校卒業後に看護系大学に行き、准看護師の資格試験を受ける方法です。
社会人の方であれば、看護系の短大に行くと、最短で2年で准看護師の免許を取得できます。
その後看護師系の短大などに2年間通い、その後看護師の試験に合格すると免許取得です。
または看護師を直接目指すならば、高校卒業後に、看護系の短大や専門学校に3年間通う、看護系大学に4年間通い、その後看護師の資格試験を受けるという方法があります。
どのような方法をとっても、学校では実務実習があり、実際に病院に行き看護師の仕事を体験します。
こうして、看護師の免許を取得できれば、そのまま仕事を探し、採用されると看護師としての仕事がスタートです。
看護師は、どの病院でも不足しているので、仕事を探すのには苦労しないでしょう。
また、いくつもの就職先があるので、自分の自宅から近い場所や、待遇の良いところなど、条件を絞って選べます。
最近では看護師専門の求人サイトもあり、そのようなサイトを使って仕事も探せます。
またスカウトなどの機能もあるので、自然に条件の良い職場が見つかるかもしれません。
仕事をするなら、大半が正社員となっており、2割程度が非正規で働いています。
ただ看護師は少しずつ男性が増えてきましたが、それでも女性の方が圧倒的に多い職場です。
そのために、女性特有の職場のストレスというものもあります。
需要の高い業界
日本は高齢化に伴い、需要が増えている状況です。
病院は看護師不足のところが多く、老人ホームなどでも看護師は不足しているので、病院以外での仕事場も多数あります。
長く仕事を続けていけば、認定看護師などの、キャリアアップの道もあります。
医療は専門化してきているので、看護師の仕事も細分化し専門化してきており、より高度な仕事を求められることも多いです。
これは医師の数が不足しているということも関係してきており、これまで医師の役割の一部を、看護師が担うことも期待されています。
医療の進歩も早いので、仕事をしてからも勉強はしないとならず、病院によっては、定期的に研修会を開いているところもあります。
看護師不足と、仕事の専門化によって、仕事は大変なのは間違いない業界です。
しかしそれはその反面、やりがいのある仕事でもあり、多くの人々を助けるサポート役にもなれる仕事です。