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看護学校の選び方が分からない

何を学びたいか

看護師になりたい方は、看護学校に行き、その後資格試験を受けて合格しないと資格は得られず、資格がないと看護師として仕事はできません。
そのために、看護師になりたい方は、まずは看護系の学校を探します。
ただどの学校でも入学すれば良いということではなく、もちろん卒業すると資格を受けられますが、それまでに何を学ぶか違ってきます。
学校としては、大学と専門学校があります。

・大学

大学は4年制となり、技術や考え方など、幅広い知識を身につけることができます。
また4年制となっているので、時間に余裕があり、比較的に時間を使って学んでいくことができます。
そして何より、大学に入学する人は18歳から22歳ぐらいまでの人がほとんどであり、社会人は少ないです。
また、看護に関する知識のみならず、一般教養なども授業で学びます。
サークル活動など、幅広くキャンパスライフを楽しめるのも大学です。

・専門学校

専門学校は3年制となっており、大学よりも早く看護師になれます。
しかしその分授業はタイトとなっており、特に卒業間近になると時間に追われます。
授業では実践的で専門的な、看護の仕事をするのに直結するような技術を中心に学んでいきます。
そして、入学する人は若い人のみならず、社会人の方もおり、幅広い年代の方が授業を受けます。

大まかな特徴を言うとこのようになっており、さらに国家試験に対する対策を行っているか、合格率はどれぐらいなのかということも、学校選びには重要です。
ただ1つだけ注意しないといけないのは、どんなに自分に適した学校だと思っても、入学試験があります。
学校に入学するには、その試験に合格しないとならず、合格できるレベルの学力がないと入学は難しいです。

利便性や費用

どうしても都市部になると看護系の学校は多く選択肢が広がり、地方となると少なくなり限られてきます。
その限られた数の中から、自分に適していると思う学校を探していきます。

・距離

とても良いと思えるような看護学校があったとしても、遠くにあり通うのに不便では大変です。
距離があると交通費も多くかかるので、通いやすい場所にあるかどうかも、学校を選ぶときのポイントです。
どの学校でも付属や提携している病院で実習を行うので、実習する病院も通いやすいかどうかも見ておきましょう。

・学費

私立は費用が高く、公立は学費が安いというのが一般的です。
卒業までの学費を見ると、10倍以上違うというような学校もあります。
お金に余裕がなければ費用の安い学校に行くか、奨学金や学生ローンなどを使うことになるでしょう。
できるだけ学費の安い学校の方が良いと考えるかもしれませんが、学費の高いような学校は、その分設備投資や研究に力を入れているというメリットがあります。