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看護業界の現状

看護師は不足している

日本では高齢化が進み、病院を必要とする人が増える反面、看護師の数は毎年一定数で増え、急激に増えてはいません。
そのために、看護師不足の状態が続いており、需要に対して供給が少ないです。
看護師になりたい方は、どこでも必要としているので、職場を探すには困りません。
ただ、現場によっては人手不足により、仕事が忙しくハードであるところも多いです。

そんな現状を受けて、看護系学校は急激に増えており、15年ほどで20倍にも数は増えました。
看護師は国家資格となり、資格を取得すれば仕事ができ、国家資格を取り看護師として働きたいという人も増えてきています。
看護を必要とする人が増えてきているので、看護師の活躍の場も広がっています。
病院以外にも、訪問看護や在宅医療など、いくつもの職場があり、働き口が広く、将来性のある仕事です。

仕事で覚えることは多い

看護師の資格を取得し、現場に配属されると、新人として仕事を開始します。
しかし、新人として働くと、学校で習ったことと、現場での仕事の違いに、戸惑うことも多いです。
実習では、注射や介助など、それぞれの作業を1つずつ練習していきます。
現場となると、このような介護に必要な作業を同時に行うことも多く、1つ終わればまたすぐに次のことをしないとなりません。

このために、仕事を早く覚え、複数の作業を順次効率よく出来るような人が、看護師には向いています。
また学校で習ったこと以外にも、現場に出ると習った事とは勝手が違い、仕事をしながらいろいろな事を覚えていきます。
医療業界は日々進歩し新しい技術が現場にも入ってくるので、看護学校を卒業し、仕事をするようになってからも、常に勉強をして、新しい技術や知識を取り入れられる人が求められます。

キャリアアップの道が明確

サラリーマンなどだと、キャリアアップするにも、役職を目指すか、資格を取得するかなどあります。
資格を取得してもそれがキャリアに繋がるとは、わかりにくい職種です。
しかし、看護師だと、資格を取得すると、それが仕事にすぐに直結し、キャリアアップの道が明確になっています。

専門看護師など、専門職の看護師もいくつかあり、そのような仕事をするには、ある程度実務経験を積んだ後、資格を取得すれば仕事が可能です。
病院によっては、このような資格取得のサポートをしているところもあり、資格手当が付き収入アップになることもあります。

さらに、今後は医療の細分化が進むと予想され、このような専門技術のある看護師は、ますます必要とされるだろうと、考えられています。
どのような看護師でも、今後は重要はますます増えるので、働きたいという人には、多くの道があります。