必要な資格がある
司書教諭になって子供たちに本の素晴らしさを伝えたいと意欲に燃えている方は、必要な資格を取得する必要があります。
一般的には教員免許と司書教諭資格の両方がなければ司書教諭として仕事に従事するのは難しいです。
司書教諭になるための流れについて確認しておきましょう。
教員免許が第一難関
司書教諭の資格取得は条件さえ満たしていれば決して難しいものではありません。
やはり教員免許を取得するまでが大変なので、まずは教員免許取得に向けて努力してください。
教員免許は小学校や中学校によって免許の種類が異なっています。
学歴によって3種類存在していますが、基本的にはどの種類を取得していても同じです。
教員免許をなかなか取得できずに何度か挑戦している方は、もう一度初心に戻って勉強方法を見直してください。
何としてでも合格して教員免許を取得できるように頑張った努力は決して無駄になりません。
教員免許を取得してから各都道府県に登録し、教員採用試験にパスするように頑張ってください。
司書教諭は比較的合格しやすい?
子供達とできるだけ関われる仕事がしたい方にとって司書教諭は最大の魅力です。
司書教諭の資格を得るためには、全国各地で実施している司書教諭講習で所定の単位を全て取得していることが大切です。
司書教諭の受講資格は、教員免許を取得済みの方や大学に2年以上在籍しており62単位以上を修得していると受講資格を得られます。
受講資格を満たしている方はお住まいの地域で一番近い場所で様々な講習を経てから試験を受けます。
かなり合格率が良いため、司書教諭資格試験に落ちてしまうのではないかと不安を感じる方もいますが、あまり心配しなくても大丈夫です。
教員採用試験に合格する方がかなり難しいですが、先に司書教諭の資格を取得しておけば有利になる可能性は十分高いです。
教諭との両立
一般的に司書教諭になるためには、教員免許に合格していることと、司書教諭講習で所定の課程を収めているのが大切です。
これらの条件を満たして努力した結果、無事に司書教諭課程を修了して司書教諭の資格を得た場合は、学校に勤務している教員が兼務する場合が多いです。
司書教諭として仕事に従事するだけの人はほとんどいません。
教諭の仕事は非常に忙しいからといって、司書教諭としても役割が十分果たせないままになる事態に陥ってはいけません。
これまでの努力を無にしないようにして、子供達のために読書の必要性を伝える仕事を担当する覚悟が必要です。
学校司書や一般の図書館にいる司書とは仕事内容が若干異なるものですが、本の良さを多くの人に伝えたいとする意欲に燃えているのは全て共通しています。